
祭り紹介
祭礼は二日間に亘り、氏子14町によって様々な神楽や田楽・歩射(ぶしゃ)「御的神事(おまとのしんじ)」・卜占(ぼくせん)「御玉引の年占(おたまひきのねんうらない)」・御神幸など様々な行事が行われます。特に知られる「天狗と赤鬼のからかい」では荒ぶる神の赤鬼がいたずらをして、それを武神である天狗が懲らしめるというストーリーで行われます。赤鬼は秘術を尽くして戦いますが、天狗はそれに動じません。天狗に追い詰められ敗北を悟った赤鬼は償いとしてタンキリ飴や白い粉を撒きながら遁走します。この飴を食べ、粉を浴びると厄除となり夏病みせぬと言われています。その後、赤鬼や天狗たちは町に出て商店や民家を回って福を授けるという「門寄り」を実施します。